【0】表記
・忍...忍者を省略した表記
・師...陰陽師を省略した表記
・札...カードと同じ意味
・手番...ターンと同じ意味
・術技(じゅつぎ)...スキルのこと。消費型の術技と配置型の術技がある。
・追札(ついふだ)...侍忍師師の4枚のうち、両プレイヤー1枚ずつランダムに加える札のこと
【1】大枠の構成
【使うもの】
侍、忍、師の3種類を計32枚。
そのうち、15枚ずつが両プレイヤーが山札となる。(1ゲーム中、2枚は使わない)
【盤面】
両プレイヤーは向かい合うように各自3列×2段(下段、上段)の盤面を持つ。
【墓地】
両プレイヤーそれぞれ墓地を持つ。
ちなみに墓地に行った札は復活することはない。
墓地に行った札は全て表にし、公開する。
【0】表記
【1】大枠の構成
遊び方
【手番での選択肢】
自分の手番にできることは以下の2種類のどちらか。
1,手札を『消費』する。
2,手札を盤面に『配置』する。
1つ目の選択肢『消費』。これは手札から1枚、もしくは2枚を墓地に捨てる代わりに、術技を即時発動できる。
2つ目の選択肢『配置』。これは手札から札1枚を盤面に出す。
出す時の決まりは、下段に札が配置されていない状態で上段にだけ札を置くことはできない。
ちなみに、上下段一列揃っている列の下段だけが攻撃されるなどで、下段だけが空いた場合、上段にある札が下段に降りる。また、『配置』は、盤面に上下段1列に札が揃えた時、術技を発動させられる。
【ゲームの展開】
手札を使って『配置』か『消費』をして発動する術技があれば、実行。
実行し終えたら、手札が2枚になるように山札から手札を補充し、ターン終了。
(このゲームでは、手札が常に2枚になるようにすること)
先攻の手番が終われば、後攻の手番になり、これをゲーム終了まで繰り返す。
なお、術技の説明は最後にまとめて紹介する。
【ゲームの勝利条件】
★ゲーム終了時(※1)に墓地の札が少ないほう。
(すなわち、相手の札をより多く減らした方が勝利)
もしくは、以下の場合も勝利となる。
Ⓐ相手の盤面を全て無くす。
Ⓑ師2枚を一列に揃える
※1:ゲームの終了時はどうなったときか?
どちらか一方のターンで手札がないため動けないとき、もう一方がもう1ターンだけ動き、終了となる。
>例えば、先攻のターンだが、手札がないために何もできない場合、先攻のターンはそのまま終了し、後攻のターンに。後攻が手札を使い、後攻のターンが終了したその時点がゲームの終了時となる。
【2】開始準備
【3】術技
【2】ゲーム開始準備<6ステップ>
①札を14枚ずつ取る。
両プレイヤー侍が6枚、忍が5枚、師が3枚を取る。
②追札を1枚ずつ加える
14枚ずつ取り終えると、侍1枚、忍1枚、師2枚が場に余る。この4枚を追札と呼ぶ。
この追札を裏返し、無作為に1枚ずつ選び、両プレイヤーは表は見ないまま加える。
この計15枚ずつが、それぞれの山札となる。
その後、山札をよく繰る。
(残った2枚の札は1ゲームの間使わない。表にせず、山札や墓地の札と混ざらないよう除けておく。)
③山札から3枚を取る。
山札から3枚ずつ取る。この時取った3枚は、互いに公開する。
ここで、取った3枚に師の札が2枚以上含まれている場合、取った札3枚は取り直しになる。
その場合、一度取った3枚を山札に戻し、よく繰り、もう一度3枚取る。
互いに師が2枚以上含まれていなければ、次のステップへ。
④手札から2枚を選び、初期配置をする。
先攻から手札から2枚を選び、盤面上へ裏面にした状態で配置する。この時、配置できる場所は下段のみ。先攻が終われば、後攻も同じように2枚配置する。
⑤表にする。
裏面で配置していた札を互いに表にする。
⑥山札から1枚を手札に加える。
初期配置のとき配置しなかった1枚は手札になる。
続いて、互いにそれぞれの山札からもう1枚取り、手札に加える。計2枚が手札となる。
以後、ゲーム中では手札が常に2枚になるようにする。
〇幕開け<ゲームスタート>
先攻から手札を使う(配置or消費)。その後は手札が2枚になるように山札から補充する。
そして、後攻の手番になる。
※ゲーム中、相手の術技により手札を破壊された場合、その直後に手札を補充。
※また、先攻と後攻ともに一番初めの手番のみ師2枚を一列に揃える(勝利条件Ⓑ)は禁止。
(このゲームでは、初手討ち禁止と呼ぶ。)
3⃣術技について
術技は消費型術技と配置型術技の2種類がある。
また、どちらの術技も一度発動すると、単発で効果は持続しない。(1つだけ例外アリ)
【消費型術技について】
手札から1枚、もしくは2枚を墓地に捨てること代わりに、術技を即時発動できる。
発動する術技は後ほどの一覧で紹介。
【配置型術技について】
盤面上で2枚の札を上段、下段と一列揃えると揃えた直後に配置型術技が発動する。
2枚の組み合わせごとに、それぞれ固有の配置型術技がある。上下段の順番は関係なく、順番が逆でも同じ術技が発動する。
例えば、「下段に侍、上段に忍」も「下段に忍、上段に侍」も同じ配置型術技が発動する。
もし、改めて発動したい場合は上段を一度空ける必要がある。
空けた上段にもう一度、札を置くことで再度組み合わせに応じた配置型術技が発動される。
もちろん、上下段ともに空けて上下段を揃えなおすことでも配置型術技は新たに発動される。
<盤面の空け方>
自分で埋まった列に空きを作りたいときは、『撤兵』という消費型術技を発動することで出来る。
撤兵の術技は『自分の盤面上の札のうち1枚、または1列内の2枚を回収し、山札に戻す。』というものだ。『撤兵』の術技の発動のさせ方は後述する。
もしくは、相手からの攻撃によって盤面の札が墓地に行けば、盤面は空く。空いた場所に再配置すれば、この場合も組み合わせに応じた配置型術技が新たに発動される。
<配置型術技の発動についてまとめると>
・上下段に1列揃えたとき、発動される
・発動し終わった列に空きが生まれると、その空きを埋めることで術技がまた新たに発動させられる
・空きは、『撤兵』の術技を発動させるか、相手から盤面への攻撃により生まれる